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若宮神社拝殿 |
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香川県観音寺市出作町南北の太鼓を奉納している若宮神社については、各誌において、次のような記述がある。1858年完成の「西讃府志」では、若宮八幡宮となっており、荒魂神社は荒神宮となっている。この頃は、荒魂神社は別の所にあったことが分かる。「観音寺市誌」にあるように、経緯は分からないが、1909年に荒魂神社を合祀している。字荒神岡という地名は現在の出作町北上付近である。 |
1962年の「観音寺市誌」には、太鼓は3台となっているが、1981年の「常磐誌」では2台となっている。現在も2台のままである。 |
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荒神宮 祭紀は八月十五日で、社林は五段五畝である。社僧は神恵院。
若宮八幡宮 若宮にある。社地は一段五畝である。 |
(参考文献:西讃府志
1858年) |
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若宮神社は仁徳天皇を祭神とし、出作町開拓当時よりの氏神であるという。琴弾八幡宮の分霊を奉じているという説もある。1909年、字荒神岡の荒魂神社を合祀した。御鎮座は1580年頃。例大祭は以前は10月8・9日頃で、太鼓は3台あった。 |
(参考文献:観音寺市誌
1962年) |
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若宮神社 |
所在地 |
出作町字大道下八四五番地 |
祭神 |
仁徳天皇 |
社格 |
元村社 |
祭日 |
1.秋季例大祭は毎年十月第二土曜日・日曜日。当日は二台の奉納太鼓がある。
2.百手 三月春分の日、射子 四十人 |
氏子数 |
出作町一円 |
神官 |
西田喜男 |
当社は出作町南北の全域を氏子とし、出作村開拓当事に若宮八幡宮として祭る。其後出作村落草創の神、荒神岡荒魂神社を合祀した。 |
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(参考文献:常磐誌 1981年) |
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